「公共工事を受注したいが、経審の手続きが複雑でどこから始めればいいかわからない」 「決算が終わったので早く経審を受けたいが、何を準備すればいいか把握できていない」 「あいち電子調達共同システムの登録方法がわからず、入札参加の手続きが進まない」

公共工事への参入には、経営事項審査(経審)と入札参加資格申請が必要です。どちらも毎年継続して行う必要があり、手続きの複雑さと期限管理の厳しさが、自力での対応を難しくしています。

経審と入札参加資格申請の基本

公共工事を受注するためには、以下のステップを毎年継続して行う必要があります。

事業年度終了届(決算変更届)の提出

毎年の決算を建設業法に沿って届け出ます。これが経審を受けるための前提条件です。

経営状況分析(Y点)の申請

登録経営状況分析機関へ財務状況の分析を依頼します。

経営規模等評価(経審本審査)の申請

愛知県庁等へ申請し、総合評定値(P点)の通知を受けます。

入札参加資格審査の申請

経審の点数をもとに、愛知県や各市町村等の発注機関へ名簿登録の申請を行います。

知っておくべき「1年7ヶ月ルール」

経審の有効期間は、決算日から1年7ヶ月です。途切れることなく公共工事を受注し続けるためには、毎年決算後すぐに計画的に申請を進める必要があります。この期間を過ぎると経審の有効期限が切れ、公共工事を受注できない空白期間が生じます。

税理士の決算書をそのまま使うことはできません

経審では、税理士が作成した決算書を建設業法に基づく財務諸表へ組み替える専門的な作業が必要です。

チェック
  • 兼業売上の分離 建設工事以外の売上(兼業売上)がある場合、完成工事高と明確に分離する作業が必要です。
  • 工事経歴書の「70%ルール」 経審用の工事経歴書は、元請工事を金額の大きい順に記載し、全体の70%に達するまで記載するなど、通常の申請とは異なる複雑なルールで作成する必要があります。

経審で注意が必要なポイント

チェック
  1. 完成工事高に含められないものがある

愛知県の手引きでは、保守点検・維持管理業務(樹木の剪定など)は「建設工事に該当しない」と明記されています。税理士の決算書上では売上として計上されていても、経審の完成工事高には含められないため、工事経歴書の作成前に内訳の精査が必要です。

この確認をせずに申請すると、審査の場で削除を求められ、点数が大幅に下がる場合があります。

  1. 技術職員の常勤性確認が厳しい

経審で加点対象となる技術職員は、審査基準日(決算日)以前に6ヶ月以上の恒常的雇用関係があることが条件です。愛知県の審査では、雇用保険・健康保険の加入状況や標準報酬月額等について厳格な確認が行われます。

技術職員として申請しようとしている方がいる場合は、事前に雇用形態・保険加入状況の確認が必要です。

  1. 入札参加資格申請の受付期間は厳格

経審の点数が出ても、入札名簿への登録には「あいち電子調達共同システム(CALS/EC)」を使った申請が必要です。この受付期間(定期・随時)は厳格で、期間を逃すと次年度の入札参加ができなくなります。

また、システムの利用にはICカード(電子証明書)の購入とパソコンへの設定が必要で、ITに不慣れな方には大きな負担となります。当事務所では、ICカードの設定から各自治体への申請データの送信まで代行します。

報酬の目安

経営事項審査(経審)

経営事項審査は、公共工事の入札に参加するために必要な審査です。「経営状況分析申請(Y点)」「経営規模等評価申請+総合評定値請求(P点)」の2つの申請で構成されます。

各申請の報酬
項目行政書士報酬(税込)法定手数料等(実費)
経営状況分析申請(Y点)33,000円約13,600円
経営規模等評価申請+総合評定値請求(P点)55,000円〜8,500円+2,500円×業種数
経営事項審査(経審)フルサポート (経営状況分析 + 経営規模等評価申請 + 総合評定値請求)88,000円~上記合計実費
加算オプション表
項目加算報酬額(税込)
審査対象業種が2業種以上の場合(2業種目から・1業種につき)+33,000円/業種
ご依頼・お見積りはこちら

行政書士報酬は許可取得・申請完了後のお支払いです。実費以外の着手金は不要です。

入札参加資格審査申請

経営事項審査の取得後、各発注機関(国・都道府県・市区町村等)への入札参加資格審査申請が必要です。

各申請の報酬
項目行政書士報酬(税込)
入札参加資格審査申請(1自治体につき)88,000円~/ 1自治体
複数自治体への申請別途お見積もり
ご依頼・お見積りはこちら

行政書士報酬は許可取得・申請完了後のお支払いです。実費以外の着手金は不要です。

ご依頼から提出完了までの流れ

ヒアリング

決算書等の状況をお聞かせください。未提出の決算変更届がないかも合わせて確認します。

お見積り・ご契約

決算変更届の作成が必要な場合も含めてお見積りします。

決算変更届・経営状況分析(Y点)の申請

決算変更届・Y点の申請を行います。

経営規模等評価(経審本審査)の申請

愛知県庁等へ申請し、P点通知書を受領します。

あいち電子調達共同システムでの入札参加資格申請

ICカード設定から各自治体への登録まで代行します。

入札名簿への登載

入札名簿への登載をします。

お客様の声

★★★★★

依頼内容:建設業許可新規取得

個人事業主・建設業者 N様

「他の行政書士からは断られて困っていたところ、三澤先生は快く引き受けてくださり、また実際に許可が取れるとは思いませんでした。本当にありがとうございます。建設業許可だけでなく今後も長くいろいろな相談をさせてほしいです。」

★★★★

依頼内容:農地転用許可申請

大手デベロッパー 御担当者様

「まさかのイレギュラーの中、迅速にご対応いただきありがとうございました。今後の案件は三澤先生に相談します。また次の案件もお願いします!」

★★★★

依頼内容:道路使用許可申請(県外事業者・遠隔対応)

大手設備業者 御担当者様

「スピーディーにご対応くださり、大変助かりました。本当にありがとうございました。また名古屋に来ることもあるので、そのときはお願いします。」

★★★★

依頼内容:産業廃棄物収集・運搬業許可申請

解体業・建設業者 御担当者様

「思ったより早く許可証が届いて安心しました。三澤先生はレスポンスも早くてよかったです。またいろいろ相談させてください。」

★★★☆☆

依頼内容:建設業法上の法的リスク調査・レポート作成(初回相談)

機械設備関連企業 御担当者様

「詳細な調査及びレポートをご作成いただき、誠にありがとうございます。先生からの建設工事の該当性に関する判断については慎重に扱うべきとのご指摘は、当社としても重く受け止めております。」

★★★★★

相続人調査・遺産分割協議書作成

愛知県 O様

一連の手続きをすべて終えることができ、ホッとしております。色々とお力添えをいただき、心より感謝申し上げます。また何かありましたら、その際はぜひよろしくお願いします。

経営事項審査・入札参加資格申請のご依頼・お見積りはこちら

「決算が終わったので早く動きたい」「どこから手をつければいいかわからない」という段階でも構いません。まずは現状をお知らせください。

三澤祐喜 行政書士

三澤 祐喜|三澤行政書士事務所(愛知県)

行政書士

産廃処理業者に10年以上勤務した、おそらく日本でただ一人のバックグラウンドをもつ行政書士。
建設業・不動産業・運送業・廃棄物処理法・農地法——複雑に絡み合う法規制の現場にいたからこそ、他の事務所が手を引くほど複雑な案件に、私は静かに燃えます。
「他で断られた」「難しいと言われた」「複雑すぎて整理できない」——まず、ご連絡ください。
言われた書類を作るだけの「代行屋」ではなく、絡み合った法務課題を根本から解きほぐす社外パートナーとして、愛知県の経営者様の隣に立ち続けます。

愛知県行政書士会所属|第24191550号