宅建業免許を取得する際、免許の通知を受けた後には「営業保証金の供託」または「保証協会への加入」のいずれかの手続きが必要になります。本記事では、愛知県の手引きをもとに、この2つの手続きについて整理します。
免許の通知後に必要になる手続き
宅建業免許の審査を通過すると、まず申請者に対してハガキで免許の通知が届きます。その後、免許証の交付を受けるためには、次のいずれかの手続きを行う必要があります。
- 主たる事務所を所管する法務局にて、営業保証金を供託する
- 宅地建物取引業保証協会に加入する
手引きのフロー図では、この2つが選択肢として並べて示されており、事業者はどちらかを選んで手続きを進めることになります。
営業保証金を供託する場合
営業保証金の供託を選ぶ場合、主たる事務所を所管する法務局において供託の手続きを行います。供託が完了すると、「供託書」が交付されます。
免許証の交付を受ける際には、この「供託書」(原本及びその写し)を窓口に持参する必要があります。
保証協会に加入する場合
宅地建物取引業保証協会に加入する場合は、県での審査が行われている期間中に、並行して加入の準備手続を進めることとされています。手引きで挙げられている保証協会は、次の2団体です。
- (公社)全国宅地建物取引業保証協会愛知本部
- (公社)不動産保証協会愛知県本部
保証協会に加入すると、「社員加入報告及び弁済業務保証金供託届出書」が交付されます。免許証の交付を受ける際には、この書類(原本)を窓口に持参する必要があります。
どちらも免許証交付の前提となる手続き
営業保証金の供託であっても、保証協会への加入であっても、免許証の交付を受けるためには、いずれかの手続きが完了している必要があります。手引きに示された免許証交付の流れでは、次の書類等を窓口に持参することとされています。
- 免許の通知(ハガキ)
- 免許申請書の副本
- 宅地建物取引業保証協会に加入した場合:「社員加入報告及び弁済業務保証金供託届出書」(原本)
- 法務局に供託した場合:「供託書」(原本及びその写し)
まとめ
宅建業免許の審査を通過した後は、営業保証金を法務局に供託するか、宅地建物取引業保証協会に加入するかのいずれかの手続きが必要です。保証協会への加入手続きは、県の審査期間中に並行して進めることができるとされているため、早めに準備に着手すると、免許証交付までの期間を短縮しやすくなります。
どちらの方法を選ぶかによって、準備する書類や手続きの流れが異なるため、開業計画にあわせて早めに検討しておくとよいでしょう。
